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文化環境論中東
2008-09-26-Fri  CATEGORY: 未分類
今年も後期のみ、大阪産業大学の「文化環境論中東」の授業を担当しますが、今日がその第一回目の授業でした。住道の駅からいつも20分歩いて大学に向かっているのですが、今日は朝から大阪は大雨。JRに乗っている間は「バスで行こう」と考えていたのですが、住道に着いてみると意外と小雨なので、結局歩き。今日は夜までびっちし授業があるので、カバンがかなり重たく大学に着くころには汗だくでした。
この授業を担当するようになって4年目になりますが、毎年学生の数は増えています。最初は10人ほどだったのが、昨年には20人近くになり、今日教室に入ってみると50人近い学生が来ていました。もちろん全員が履修するわけではないですが、中東のテーマに興味を持つ学生が増えてくるのはうれしいことです。(ただし、再来年にはカリキュラムが変り、この授業はなくなります。)
授業の内容はユダヤ民族の近代史を縦糸として、そこに周囲のヨーロッパ・キリスト教社会、アラブ・イスラーム社会とどのような歴史が綴られてきたかをみていくというものです。当然ながら多くの学生にとっては全く初めて触れる世界であることが多いので、第一回目の授業はまず三つの宗教の概論からスタート。そして今後さまざまなグループ間の、さまざまな関係を考える上での宗教、民族、国という枠組みについて、さらに三つの宗教の聖地である「エルサレム」という場所を中心として、そこに関わる各宗教、民族、国の行動がどれほど大きく決定されてきたかについて、などを簡単に話します。
次回は、キリスト教社会におけるユダヤ人観と迫害という内容で、シェークスピアなどを実例に話す予定です。


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イスラエルの日本語ガイド
2008-09-24-Wed  CATEGORY: イスラエル
9月23日秋分の日は、来日中のイスラエル旅行会社大手「ディーゼンハウス」のドヴ社長と社員のパロマさん、日本とイスラエルの観光業界に長年従事し、精通しているアルマンドーさん、ミルトスの倉田さん、日イ親善協会会長の神藤さんらと、一日京都を巡りました。この旅行会社は私たちのヘブライ語研修旅行のときにも、いつも現地手配を担当して下さるところです。
秋分の日にふさわしい秋晴れの気持ち良い日で、金閣寺や竜安寺、秦氏が建立した広隆寺などを巡りました。
お昼前に石庭で有名な竜安寺を見学、そのまま寺内の湯豆腐屋で昼食を取っている間、話題はイスラエルの日本語ガイドのことになりました。イスラエルは官民上げて日本からの観光客を増やそうと努力していますが、一番の問題は日本語の観光ガイドが著しく不足していること。ガイドの免許を取るためには、イスラエル観光省が主催するガイド養成学校を卒業しなければなりませんが、卒業まで8か月もかかります。そもそもヘブライ語がある程度できて、ガイドになりたいという日本人が非常に少ない。このままではたとえエルアルの関空-テルアビブの直行便が運行できたとしても、イスラエルで観光客を受け入れる基盤がない、というような話題でした。
社長としては、今後日本からの観光を伸ばすため、希望者がいれば会社としてガイド学校に必要な学費の半分を負担し、ガイド学校期間の住居と生活まで保証してもよいと考えているそうです。もちろん卒業後は専属でこの会社の仕事をするという条件です。
また、イスラエル人ガイドに日本語通訳をつけるという可能性もあるとのこと。この方法だと、ヘブライ語には堪能だけど、ガイド免許がないという人でも仕事ができます。
そのほか、ガイドだけで就労ビザを取得できるかという問題も残っていますが、これもアルマンドー氏が「旅行業界に絶対必要なことだから、必ず政府を説得できる」と強気でした。
先日イスラエルの観光大臣が来日されたとき「日本からイスラエルへの旅行者を増やすにはどうしたらいいかね」という話題でいろいろ話をしました。その時にはエルアルの直行便の話題が中心でしたが、今回は「日本語ガイドの充実」という、もっと足元の問題があったことを知りました。
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