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ヘブライ語を話すと
2009-09-05-Sat  CATEGORY: ヘブライ語
今日の話題は、「ヘブライ語を話すとイスラエル人との心の距離が一気に近くなる」という話です。
もちろんイスラエル人でなくとも、自分のお国の言葉を話す人に親近感を覚えるということはあるとは思いますし、他言語の例を私が十分に知っているわけではありません。しかし数々の個人的体験から、イスラエル人はヘブライ語を話す人に親近感を覚えるだけではなく、「ヘブライ語を話す人=同族、同胞」というほどの意識が自然に生まれているように思います。言語も文化も異なる世界各国からイスラエルに帰ってきて、ヘブライ語という言語をよすがにしてひとつの国を建て、また愛国心を培ってきたイスラエル人ならではの感情でしょうか。

個人的体験の、ほんの一例です。
むか~し昔。ロンドンからテルアビブにエルアルで飛んだときのこと。一人のスチュワードと、英語でやり取りしていた時は何も起こらなかったのですが、ヘブライ語で話し始めた途端態度が急変、「ちょっと遊びおいでよ」と機内の後ろの招待されました。テルアビブ到着までビール飲みながら(彼は飲みませんが)、楽しく過ごし、その後彼はなんとエルサレムの私の部屋にまで遊びに来ました。

二年ほど前イスラエルのワインを日本に紹介するためあるイスラエル人の専門家が来日したことがありました。関西でもレストランやデパートのバイヤーたちを集めた試飲会があり、私が通訳で同席しました。それまでは英語の通訳しかついていなかったそのイスラエル人、日本に来ていろいろ疑問だったことも遠慮して言えなかったようです。私と出会った途端「ヘブライ語お話せる人がいてよかった!」と喜び、日本にきて疑問に思っていたこと、変だと思ったビジネスの慣習などについて一気に話し始めました。「日本人らは一体何をしているの??」と、まるで私が日本人ではないかのように「日本人は」を連発していました。

やはり数年前、ある大きな会合にヘブライ大学の元総長という人が来ていました。立食パーティーの場だったのですが、彼は主賓ですから、会う人会う人みな真面目に、失礼がないようにフォーマルな挨拶をしていました。でも私がヘブライ語で話し始めたら、その元総長突然「イスラエル人」になって、数分前にあいさつを交わしたある宗教家?のような人について「彼の言っていることはおかしい」「変な宗教があるもんだね」などと、言いたい放題でした。これもおそらく、ヘブライ語ででしかありえない会話だったでしょう。

困るのが、警察や検察の取り調べ。こちらは当然ニュートラルな立場で通訳するだけなのですが、中にはヘブライ語を話す私を「仲間」だと思いこむ人がいます。警察官や裁判官の厳しい言葉を通訳すると中には「なんだ、お前もあいつらの一人か!」と、私に対して怒り出す人までいます。 いつのまにか彼の心の中で、私は「自分の仲間」になっているのでしょうね。









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