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エフライム族の末裔とアグノン
2010-10-02-Sat  CATEGORY: 未分類


2006年に、名目上は私の招待ということで来日されたバル・イラン大学のイスラエル民族文学部ヒレル・ヴァイス教授から久しぶりにメールが届きました。

あの日本訪問の体験について教授は、すでに記事にして発表しておられるのですが、今回さらにあるユダヤ教関連の雑誌に、論文形式で発表することになり、いろいろと当時の情報が必要ということでした。
(ヒレル教授の日本訪問について詳しくは、私のHPをご覧ください。)

論文の題はずばり「日本における『イスラエルの地』 - アグノン作品の日本語訳をきっかけとして」です。
この講演会は神戸・ユダヤ文化研究会の講演会として開催されたものですが、もう一つメルカズ・タル・オロット主催の「日本アグノン会議」でもあったのです。

アグノンの作品にも十部族の行方を扱ったものがあることもあり、アグノン研究のイスラエル第一人者であるヒレル教授は、日本と十部族との関連に非常に興味を持たれ始めました。
そこでこの論文では「実はこのアグノン会議の始まりは、紀元前722年、アッシリアによって北イスラエルが滅ぼされたことに端を発する」と、かなり壮大なスケールで描かれています。内容の一部を補足しながら要約しますと・・。

「アッシリアに滅ぼされた十部族のうちエフライム族が古代日本にやってきた。その後二千年を超える時間を経て、彼らの子孫の一人が、自分がその子孫だと自覚することもなく、聖書を学んでイスラエルの民への愛を持つようになった。同時にヘブライ語に対して非常な興味を持ち、彼は人生をヘブライ語に捧げることを決意した。
彼はヘブライ文学の最高峰であるアグノンを日本語に翻訳することを思いついた。これは単にアカデミックな作業としてできないわけではないが、私が知り合ったこの翻訳者は深い宗教的渇仰から、ヘブライ語の最も深い世界を理解することを望んだのである。彼はとても知識だけでは理解ができない魂の言語であるゾハルのアラム語さえ学び取ろうとした・・・」

確かに、アグノン作品に出てくるゾハルの引用について一度ヴァイス教授に質問したことはありますが、なんともすごいドラマチックに書かれているので驚きました。

アグノン研究と翻訳はしばらくお休み状態が続いていますが、ヴァイス教授はメールで「小さな作品からでもどんどんと翻訳していきなさい」と励まして下さいます。
日本人がイスラエルとヘブライ語に興味を持つことに、私自身が感じるよりもはるかに大きな意義を感じて下さっているようです。

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